チャセンシダ科 Aspleniaceae

クモノスシダ(蜘蛛の巣羊歯)
Asplenium ruprechtii Sa.Kurata

渓谷の石灰岩岩壁などに生育する常緑の多年草。葉は狭披針形から狭三角形で、短い葉柄がある。葉の幅は1〜2cm,長さが20cmまでくらいの単葉をロゼット状に束生する。縁に鋸歯はない。葉縁が波状縁となることがある。葉の先端は細くなって伸び、蔓状に長く伸び,その先端が周辺の岩壁に付着すると、新しい無性芽ができて 新しい株になる。胞子のう群は細長くて長さ5mmまで、葉裏の主軸から斜めに外側に伸び、薄い包膜がある。
英名:Siberian walking fern
分布:北海道・本州・四国・九州;朝鮮・中国東北部・ロシア東部
Asplenium チャセンシダ属: アオガネシダ  イチョウシダ  イヌチャセンシダ  クモノスシダ  クルマシダ  コウザキシダ  コタニワタリ  コバノヒノキシダ  シマタオオニワタリ  チャセンシダ  トキワトラノオ  トラノオシダ  ヌリトラノオ  ヒノキシダ 


8-5-12 11:06 古処山 標高 750 m
福岡県嘉麻市千手

8-5-12 11:06 古処山 標高 750 m
福岡県嘉麻市千手

8-5-12 11:16 古処山 標高 760 m
福岡県嘉麻市千手

8-5-12 11:16 古処山 標高 760 m
福岡県嘉麻市千手

8-5-12 11:27 古処山 標高 780 m
福岡県嘉麻市千手

8-5-12 11:27 古処山 標高 780 m
福岡県嘉麻市千手

シダ植物  生物