コウザキシダ |
山地の岩上,まれに地上に生育する常緑性シダ。根茎は短く,斜上から直立し,多くの葉を叢生する。葉柄は長さ 5 - 20 cm,緑色,扁平で基部に鱗片をつける。鱗片は披針形から狭披針形,暗褐色で格子状。葉身は2 - 4回羽状深裂し,卵形から三角状長楕円形,長さ 10 - 18 cm,先端部は単羽状で,長さ 1 - 4 cm。各軸には翼があり,羽片や小羽片には短い柄がある。終裂片は披針形,鋭頭,全縁,脈は単生。葉は緑色,無毛,葉質は厚く,柔らかい。胞子嚢群は裂片の脈の前側に1個つき,長楕円形,包膜は長さ 2 - 4 mmで宿存性。 分布:本州(房総半島,伊豆諸島,伊豆半島,東海地方,紀伊半島,淡路島,山口県)・四国・九州,沖縄;済州島,台湾,中国南部 Asplenium チャセンシダ属: アオガネシダ イチョウシダ イヌチャセンシダ クモノスシダ クルマシダ コウザキシダ コタニワタリ コバノヒノキシダ シマタオオニワタリ チャセンシダ トキワトラノオ トラノオシダ ヌリトラノオ ヒノキシダ |
11-3-21 乙原渓谷,大分県別府市 |
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11-3-21 乙原渓谷,大分県別府市 |
11-3-21 乙原渓谷,大分県別府市 |
11-3-21 乙原渓谷,大分県別府市 |
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