カミガモシダ(上賀茂羊歯) |
山地の岩上や地上に生育する常緑性の多年草。根茎は短く斜上 - 直立し,葉を叢生する。鱗片は葉柄基部につき,小さく,長さ約 1 mm,披針形,鋭尖頭,濃褐色で格子状。葉柄は長さ 2 - 8 cm,紫 - 茶褐色で光沢があり,細い。葉軸の先端は蔓状に伸び,接地部に無性芽をつける。葉身は単羽状で線形から狭披針形,長さ 7 - 20 cm,幅 3.5 cm。羽片は17 - 19対,暗黄緑色の薄い草質で,狭三角状長楕円形,長さ約 1 cm,幅約 0.7 cm,基部前側に耳状突起があり,鈍頭,歯牙縁。胞子嚢群は長楕円形から線形,羽片に数個つくが,裂片の辺縁に近くにつくこともある。 分布:本州(新潟県・岐阜県以西)・四国・九州 Asplenium チャセンシダ属: アオガネシダ イチョウシダ イヌチャセンシダ カミガモシダ クモノスシダ クルマシダ コウザキシダ コタニワタリ コバノヒノキシダ シマタオオニワタリ チャセンシダ トキワトラノオ トラノオシダ ヌリトラノオ シモツケヌリトラノオ ヒノキシダ |
![]() 8-30-25 兵庫県丹波市 |
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