クジュウナミキ(九重浪来) |
常緑樹林ときにスギ林のうす暗い林下に生育する多年草。地下茎はよく分枝し,白く細長い匍匐枝を出す。小さな群落を形成していることが多い。茎は単純で分枝しない。茎,葉柄に腺毛が密生する。葉は 1.5 - 2.5 cmの葉柄があり,開出毛と開出腺毛が密に被われ,葉身は広卵状3角形で,長さ 1.5 - 3.5 cm,幅 1.5 - 2.5 cm で先はとがり,縁には 4 - 7 個の粗い鋸歯があって,基部は浅心形から切形または広いくさび形。独特の配色で,茎葉の上面は暗緑色,中肋と側脈に沿って白斑があり,下面は暗紅紫色。苞は有柄。花柄,萼筒,花冠に腺毛が密生する。花は花序にまばらにつき,花冠は淡紅紫色で,基部からゆるやかに斜上する。下唇は凸面となり,紫色の斑点は中央裂片にのみ見られる。 花期:6月 分布:大分県 Scutellaria タツナミソウ属: アカボシタツナミソウ エゾタツナミソウ クジュウナミキ ケミヤマナミキ コナミキ コバノタツナミ シソバタツナミ セイタカナミキソウ タツナミソウ ツクシタツナミソウ ナミキソウ ヒメナミキ ミヤマナミキ ヤマタツナミソウ |
6-5-22 大分県 |
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