コナミキ(小浪来) |
海岸に近い草地に生育する多年草。地下に細長い走出枝が出る。茎は細く直立し,わずかに基部で分枝し,高さ 20 - 40 cmになり,まばらに開出毛がある。葉は円状卵形 - 狭卵形,長さ幅共に 1 - 2 cm,草質,まばらに伏した直軟毛があり,基部は心形 - 類切形,縁には粗い4 - 6個の鋸歯があり,先は鈍形 - 円形,上部のものはほとんど柄がなく,下部のものは 0.5 - 20 mmの葉柄がある。花は上部の葉腋に唇形花が2個ずつつく。萼は長さ約3 mm,外側に直軟毛があり,果時に長さ 5 - 6 mmになる。花冠は長さ7 - 8 mm,淡紫色でのど部は白色,外側にまばらに毛があり,内側の基部に微軟毛がある。筒部はわずかに曲がる。分果は翼があり,長さ約 2 mm。 花期:4 - 5月 分布:本州(千葉県以西)・四国・九州, 沖縄;済州島,中国 Scutellaria タツナミソウ属: アカボシタツナミソウ エゾタツナミソウ クジュウナミキ ケミヤマナミキ コナミキ コバノタツナミ シソバタツナミ セイタカナミキソウ タツナミソウ ツクシタツナミソウ ナミキソウ ヒメナミキ ミヤマナミキ ヤマタツナミソウ |
5-14-22 国東半島,大分県 |
5-14-22 国東半島,大分県 |
5-14-22 国東半島,大分県 |
5-14-22 国東半島,大分県 |
5-14-22 国東半島,大分県 |
5-14-22 国東半島,大分県 |
5-14-22 国東半島,大分県 |
5-14-22 国東半島,大分県 |