シソ科 Labiatae

エゾタツナミソウ(蝦夷立浪草)
Scutellaria pekinensis Maxim. var. ussuriensis (Regel) Hand.-Mazz.

山地の林内や林縁などに生育する多年草。高さ 30 - 60 cm。茎は細くて四角形,やや分枝し,上向きの白毛がある。葉は三角状の卵形で質は薄く,先は鈍頭 - 鋭頭,基部は切形からやや浅心形,粗い鋸歯があり,両面ともほぼ無毛。茎先の短い穂状の花序に長さ約 2 cmの唇形花をまばらにつける。花冠は青紫色,基部で約60度に曲がって斜上し,上唇は兜状になり,長さ2 - 3 mm,下唇は3裂し,長さ4 - 5 mm,紫色の斑点がある。果実は卵球形で赤褐色,長さ1 - 1.2 mm,円錐状の小突起が密生する。
花期:5 - 7 月
分布:北海道・本州 (近畿地方以北);朝鮮半島,中国東北部,シベリア東部
Scutellaria タツナミソウ属: アカボシタツナミソウ  エゾタツナミソウ  クジュウナミキ  ケミヤマナミキ  コナミキ  コバノタツナミ  シソバタツナミ  セイタカナミキソウ  タツナミソウ  ツクシタツナミソウ  ナミキソウ  ヒメナミキ  ミヤマナミキ  ヤマタツナミソウ 


7-16-18 北海道道東

7-16-18 北海道道東

7-16-18 北海道道東

7-16-18 北海道道東

7-19-15 北海道道東

7-19-15 北海道道東

被子植物  生物