シソ科 Labiatae

ヒメナミキ(姫浪来)
Scutellaria dependens Maxim.

湿った草地,湿地に生育する多年草。地下に細い走出枝を伸ばす。茎は細く軟弱であるが,直立し,高さ 10 - 50 cm。葉は対生し, 1 - 3 mmの葉柄があり,狭卵状3角形,長さ 1 - 2 cm,幅 6 - 10 mm,先は鈍形 - 円形,1 - 2 対の低い鋸歯があり,薄くて,縁と裏面脈上に微毛がある。花は葉腋に1個ずつつき,唇形花,ほとんど白色で,長さ約 7 mm,基部はわずかに曲がる。花柄は長さ2 - 3 mm,伏せた微軟毛がある。萼は長さ1.8 - 2 mm,上唇に円形の突起がある。花冠は長さ約 7 mmで,下唇に紫色の斑点がある。下唇は浅く3裂し,下唇の中裂片は上側に広がり,台形,側裂片は三角状卵形,上唇よりわずかに長い。分果は長さ約 0.7 mmで,微細点のある先のとがった小突起がある。
花期: 6 - 8月
分布:北海道・本州・九州;朝鮮半島,中国(東北)
Scutellaria タツナミソウ属: アカボシタツナミソウ  エゾタツナミソウ  クジュウナミキ  ケミヤマナミキ  コナミキ  コバノタツナミ  シソバタツナミ  セイタカナミキソウ  タツナミソウ  ツクシタツナミソウ  ナミキソウ  ヒメナミキ  ミヤマナミキ  ヤマタツナミソウ 


7-17-22 島根県

7-17-22 島根県

7-17-22 島根県

7-17-22 島根県

7-17-22 島根県

7-17-22 島根県

7-10-22 大分県

7-10-22 大分県

7-10-22 大分県

7-10-22 大分県

7-3-22 大分県

7-3-22 大分県

7-3-22 大分県

7-3-22 大分県

被子植物  生物