バラ科 Rosaceae

オオバライチゴ(大薔薇苺)
Rubus croceacanthus H.Lév.  

暖地の山地の林縁に生育する落葉低木。高さ 1 - 1.5 m。茎や枝に長さ 0.5 - 1 mmの暗赤色の短腺毛を密生し,鉤型の刺がまばらにある。葉は互生し,奇数羽状複葉,小葉は 1 - 3対ある。小葉は長さ 2 - 9 cmの広披針形,鋭尖頭で,葉は薄く,縁は鋭い重鋸歯で,軟毛を散生する。花は直径約 4 cm,枝先や上部の葉腋に1 - 3個つく。花柄は長く,短腺毛を密生する。萼裂片は尾状に伸長し,背面には腺毛がある。花弁は白色,広倒卵形ないし広楕円形,基部は狭まり,平開する。果実は球形で,直径径約 1 cm,赤熟する。
花期:3 - 4 月 別名:サイシュウヤマイチゴ,イセイチゴ
分布:本州(房総・伊豆・紀伊半島,山陽地方)・四国・九州,琉球;朝鮮半島(南部)
Rubus キイチゴ属: オオバライチゴ  オキナワバライチゴ  クサイチゴ  クマイチゴ  コガネイチゴ  コバノフユイチゴ  ナガバモミジイチゴ  ナワシロイチゴ  ニガイチゴ  ハスノハイチゴ  バライチゴ  ヒメバライチゴ  フユイチゴ  ベニバナイチゴ  ホウロクイチゴ  ミヤマニガイチゴ  リュウキュウイチゴ


3-17-19 鶴御崎,大分県

3-17-19 鶴御崎,大分県

3-17-19 鶴御崎,大分県

3-17-19 鶴御崎,大分県

4-22-12 金立山,佐賀県

4-22-12 金立山,佐賀県

4-22-12 金立山,佐賀県

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被子植物  生物