バラ科 Rosaceae

コバノフユイチゴ (小葉の冬苺)
Rubus pectinellus Maxim.  

明るい森林の林床や林縁に生育するつる性の常緑小低木。茎は地面を這い,所々から発根して群落を形成する。茎には白い毛が生え,上向きの刺がある。葉は丸く長さ3〜5cmで長い柄がある。特に葉の裏面中脈から葉柄にかけて細くて鋭い棘がある。縁には鈍鋸歯がある。葉の主脈に沿って黒色を帯びることがある。新しく伸びた枝先に白い花が1個咲く。顎片が顕著。托葉は7〜 9mmで長く残る。果実は集合果で,赤く熟し可食。
花期:5 - 7 月 果期:8〜9月 別名:マルバフユイチゴ
分布:本州・四国・九州
Rubus キイチゴ属オオバライチゴ  オキナワバライチゴ  クサイチゴ  クマイチゴ  コガネイチゴ  コバノフユイチゴ  ナガバモミジイチゴ  ナワシロイチゴ  ニガイチゴ  ハスノハイチゴ  バライチゴ  ヒメバライチゴ  フユイチゴ  ベニバナイチゴ  ホウロクイチゴ  ミヤマニガイチゴ  リュウキュウイチゴ


6-10-07 16:04 英彦山北岳 標高 820 m
福岡県添田町

6-10-07 16:04 英彦山北岳 標高 820 m
福岡県添田町

5-27-12 16:05 黒ダキ山 標高 600 m
広島県廿日市市吉和

5-27-12 16:05 黒ダキ山 標高 600 m
広島県廿日市市吉和

被子植物  生物