ダルマエビネ(達磨海老根)
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常緑広葉樹林下に生育する多年草。草丈30 - 40 cm。小さい偽球茎は数個接して並び,節間はやや縦に細長く腰高になる。1偽球茎から23個の葉をつける。葉は楕円形または卵形で急鋭尖頭,長さ15 - 30 cm,幅 5 - 10 cm。表面は光沢があり,裏面には細毛が密生する。基部は長さ7 - 10 cmの葉柄となる。花茎は硬く,花序,苞,子房に細毛があり,1-2個の鞘状葉をつける。花は白色で,菱形状円形で平開する。10 - 15花を総状花序につける。苞は楕円形で長さ 5 -15 mm,幅 3 - 10 mm。萼片は白色で外面が緑色の毛が密にあり,広倒卵形,長さ 5 - 8 mm。側花弁は円みのある菱形で鈍頭,萼片より短い。唇弁は深く3裂し,中裂片は左右に広がり,先端が幅広いへら状で長さ15 mm,2裂し,側裂片は細長く,長さ12 mm。唇弁の基部には黄色で3裂する肉質隆起がある。 花期:6 - 7月 別名:ヒロハノカラン 英名:The water-plantain leaf-like Calanthe 分布:九州(南部),屋久島,沖縄 Calanthe エビネ属: エビネ オナガエビネ キエビネ キリシマエビネ キンセイラン サルメンエビネ タカネ ダルマエビネ ツルラン ナツエビネ レンギョウエビネ |
7-26-20 南大隅,鹿児島 |
7-26-20 南大隅,鹿児島 |
7月中旬 大隅半島 |
7月中旬 大隅半島 |
7月中旬 大隅半島 |
7月中旬 大隅半島 |
6月下旬 大隅半島 |
6月下旬 大隅半島 |
6月下旬 |
6月下旬 |
6月下旬 |
6月下旬 |
6月下旬 |
蕾 6月下旬 |
蕾 6月下旬 |
果実 11月上旬 |
果実 11月上旬 |
果実 11月上旬 |
偽球茎の露出した株 11月上旬 |
数個接して並ぶ偽球茎 5月上旬 |