ヒメシダ科 Thelypteridaceae

コハシゴシダ(小梯子羊歯)
Thelypteris angustifrons (Miq.) Ching

里山,平地の林縁や路傍などに生育する常緑性シダ。高さ 10 - 40 cm。根茎は長く横走し,まばらに暗褐色の厚い鱗片をつける。葉柄は長さ 3 - 15 cm,わら色で有毛,基部に褐色の鱗片とまばらに毛がある。葉身は披針形,長さ 10 - 17 cm,幅 4 - 7 cm。羽片は下まで互生し,鈍頭 - 鋭頭,羽片に短い柄がつく。羽片の裂片は円頭で短く丸い。最下前側の裂片は大きく,次の裂片との間が離れて独立し,小羽片となる。胞子嚢群は馬蹄形から半月形にのびることが多い。
分布:北海道・本州・四国・九州,琉球;中国,台湾
Thelypteris ヒメシダ属: アミシダ  イヌケホシダ  イブキシダ  ケホシダ  コウモリシダ  コハシゴシダ  ハリガネワラビ  ヒメワラビ  ホシダ  ミゾシダ 


11-14-21 屋久島・愛子岳山麓 標高 170 m,鹿児島県

11-14-21 屋久島・愛子岳山麓 標高 170 m,鹿児島県

11-14-21 屋久島・愛子岳山麓 標高 170 m,鹿児島県

11-14-21 屋久島・愛子岳山麓 標高 170 m,鹿児島県

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