ヒメシダ科 Thelypteridaceae

ホシダ(穂羊歯)
Thelypteris acuminata (Houtt.) C.V.Morton

山野・路傍に生育する常緑性の多年草。通常群生する。根茎は長く匍匐し,径 3.5 - 5 mm,葉をまばらにつける。根茎と葉柄基部の鱗片はまばらで,三角状長楕円形,長さ 5 mm,幅 0.6 mm,褐色でやわらかい草質。植物全体に微毛がある。葉柄はわら色か淡緑色,長さ 40 cmに達し,有毛だが,毛が早落性のため,古い葉柄はほとんど裸出し,基部は暗色。葉身はやや光沢のある紙質 - やや革質,乾くと灰緑色,両面に短毛があり,長さ30 - 50 cm,幅10 - 25 cm,広披針形,2回羽状中裂。側羽片は10 - 20対つき,頂羽片は槍の穂先のように細長くなる。最下羽片は中央の羽片と同長かやや短く,下方へ曲がる。裂片は三角状長楕円形,先が刺状にとがり,全縁,裂片の側脈は 6 - 10対つき,隣の裂片の脈と網状に繋がる。胞子嚢群は円く,裂片の辺縁と中肋の中間か,やや辺縁寄りにつき,しばしば隣のものと融合する。包膜は円腎形で,有毛。
分布:本州(福島県・新潟県と関東地方以西)・四国・九州,琉球;朝鮮半島,台湾,中国南部,インドシナ
Thelypteris ヒメシダ属: アミシダ  イヌケホシダ  ケホシダ  コウモリシダ  ハリガネワラビ  ホシダ  ミゾシダ 


1-2-22 平尾台 標高 545 m,北九州市

12-19-04 若杉山 標高 400 m、]福岡県

1-21-22 北九州市 標高 275 m

1-21-22 北九州市 標高 275 m

1-21-22 北九州市 標高 275 m

1-21-22 北九州市 標高 275 m

9-9-12 平尾台 標高 472 m,北九州市

9-9-12 平尾台 標高 472 m,北九州市

9-9-12 平尾台 標高 472 m,北九州市

9-9-12 平尾台 標高 472 m,北九州市

11-9-14 千石峡 標高 50 m,福岡県宮若市

11-9-14 千石峡 標高 50 m,福岡県宮若市

11-9-14 千石峡 標高 50 m,福岡県宮若市

11-9-14 千石峡 標高 50 m,福岡県宮若市

シダ植物  生物

最終更新日:1-21-22