チケイラン(竹けい蘭) |
常緑広葉樹林内の樹上または岩上に着生する多年草。草丈10 - 20 cm。偽球茎は長円錐形,長さ 1 - 3 cm,多肉質,数個が1列に並ぶ。葉は狭長楕円形,鋭尖頭,長さ 10 - 18 cm,幅 1.5 - 3 cm。花茎は斜上して傾き,扁平で,両側に狭翼がある。花は径約1-2 cmの淡黄緑色の花を,3 -15花,一方に偏って総状につける。萼片は線状長楕円形でやや鈍頭,長さ 6 - 7 mm。側花弁は線形で鈍頭,萼片と同長。唇弁は楔状倒卵形,長さ約 5 mm,幅約 3 mm,先は円状切形で少し反曲する。 旧学名:Liparis bootanensis Griff. 花期:10 - 12月 分布:四国南部・九州南部,沖縄;中国(本土・台湾),フィリピン、ベトナム、ヒマラヤ、インドのアッサム地方 Cestichis Cestichis 属: コゴメキノエラン チケイラン Liparis クモキリソウ属: アキタスズムシソウ オオフガクスズムシ ギボウシラン クモイジガバチ クモキリソウ ジガバチソウ フガクスズムシソウ Empusa コクラン属: コクラン ササバラン ユウコクラン |