サトイモ科 Araceae

ムサシアブミ(武蔵鐙)
Arisaema ringens (Thunb.) Schott

やや湿った林中に生育する多年草。偽茎は淡緑色で直立し,葉柄より短い。葉は2個で,葉柄は長さ15 - 30cm。小葉は3個,小葉柄はなく,広卵形で,全縁,急鋭尖頭,先端は伸びて糸状となることが多い。雌雄異株であるが栄養状態によって雌雄転換がおこる。葉柄の間から長さ3 - 10 cmの葉柄よりやや短い花茎を出し,仏炎苞に包まれた肉穂花序をつける。仏炎苞は暗紫色か白緑色で隆起する白いすじがある。両基部は外方に張り出す。舷部は袋状に巻き込む。花序の付属体は棒状で白色。
花期:3 - 5月
分布:本州(関東以西)・四国・九州,南西諸島;朝鮮半島南部・中国(本土・台湾)
Arisaema テンナンショウ属: ウラシマソウ  オモゴウテンナンショウ  キシダマムシグサ  キリシマテンナンショウ  ツクシマムシグサ  ナンゴクウラシマソウ  ヒメウラシマソウ  ミツバテンナンショウ  ムサシアブミ  ユキモチソウ 


4-29-18 11:29 弥勒山 標高 110 m
福岡県北九州市若松区

4-29-18 11:29 弥勒山 標高 110 m
福岡県北九州市若松区

5-5-18 椿山 標高 330 m
大分県佐伯市

5-5-18 椿山 標高 330 m
大分県佐伯市

2-12-17 9:23 嘉津宇岳 標高 340 m
沖縄県名護市字勝山

2-12-17 9:23 嘉津宇岳 標高 340 m
沖縄県名護市字勝山

2-12-17 9:23 嘉津宇岳 標高 340 m
沖縄県名護市字勝山

2-12-17 9:23 嘉津宇岳 標高 340 m
沖縄県名護市字勝山

2-12-17 9:33 嘉津宇岳 標高 370 m
沖縄県名護市字勝山

2-12-17 9:23 嘉津宇岳 標高 340 m
沖縄県名護市字勝山
被子植物  生物