ハマベノギク(浜辺野菊) |
海岸の砂地や草地に生育する越年草。茎は基部からよく分枝し,放射状に広がって地をはい,先は立ち上がる。根出葉はさじ形で,長さ3 - 6 cm,幅1 - 1.5 cm,先は円く,基部は次第に狭くなって,葉柄は 1 .5 - 3 cm,やや全縁かときに歯牙を散生し,縁には毛があり,両面に毛を散生するかほとんど毛はなく,厚く,開花時には枯れる。茎葉は長さ 2 - 2.5 cm,幅 8 - 9 mmのさじ形,縁に毛があり,厚い。立ち上がった小枝の先に頭花を1個つける。頭花は径 3.5 cm内外,総苞は長さ7 mm,総苞片は狭いさじ形で,長さ 6 - 7 mm,鈍頭または鋭頭,厚くて無毛。舌状花は10 - 20個,帯青色又は帯白色。筒状花は黄色。小花の冠毛は異冠毛,舌状花の冠毛はごく短く,長さ0.5 mm。筒状花の冠毛は長く,褐色を帯び,長さ3 - 4 mm。そう果は倒卵形で,密に毛がある。 花期:7 - 11月 分布:本州(富山県以西の日本海沿岸)・九州 Aster シオン属の花: イソノギク オオバヨメナ オオユウガギク コシキギク ゴマナ サツマシロギク シラヤマギク シロヨメナ ケシロヨメナ センボンギク ソナレノギク (タニガワコンギク) ダルマギク ナガバシロヨメナ ノコンギク ハマベノギク ヒメシオン ブゼンノギク ヤマジノギク シュウブンソウ Tripolium ウラギク属: ウラギク |
12-4-22 福岡県糸島市 |
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異冠毛:舌状花の冠毛(左),筒状花の冠毛(右) |
12-4-22 福岡県糸島市 |
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12-4-22 福岡県糸島市 |
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