キョウチクトウ科 Apocynaceae

ツルモウリンカ(蔓毛輪花)
Vincetoxicum tanakae (Maxim.) Franch. et Sav.

暖地の海岸近くの草地,林縁に生育する多年草。茎はつる性で長く伸び,若い時は密に軟毛がある。葉は対生し,卵形 - 楕円形,卵状楕円形で長さ3 - 7 cm,幅2 - 4.5 cm,厚く,鈍頭または微凸頭,基部は円形またはやや浅心形,全縁,上面は普通,短毛があり,ときに脈を除き無毛,裏面は淡い白緑色。葉腋から花序を出して分枝し,散形状に花を多数つける。花柄は長さ 6 - 10 mm,細く,無毛または有毛。花冠は直径 6 - 7 mm,淡黄色,中心部が紫色を帯び,5深裂し,裂片は三角状皮針形。副花冠は5個,肉柱体の半分の長さ,裂片は無毛または内面に短毛がある。袋果は双生し八の字形につき,披針形で無毛,長さ約 5 cm。
花期:8 - 10月
分布:九州南部,伊豆諸島,屋久島,琉球列島
Vincetoxicum カモメヅル属: アオカモメヅル  アオタチカモメヅル  イヨカズラ  オオカモメヅル  クサタチバナ  クロバナロクオンソウ  コカモメヅル  スズサイコ  タチカモメヅル  ツクシガシワ  ツルモウリンカ  トキワカモメヅル  ナンゴクカモメヅル  フナバラソウ  ホウヨカモメヅル  ロクオンソウ 


10-2-22 屋久島

10-2-22 屋久島

10-2-22 屋久島

10-2-22 屋久島

10-2-22 屋久島

10-2-22 屋久島

10-2-22 屋久島

10-2-22 屋久島

10-2-22 屋久島

10-2-22 屋久島

10-2-22 屋久島

10-2-22 屋久島

被子植物  生物