キョウチクトウ科 Apocynaceae

ホウヨカモメヅル(豊予鴎蔓)
Vincetoxicum hoyoense T.Yamash.

海岸の崖地,岩礫地に生育するつる性の多年草。茎の上部はつる状になって伸び,長さ100 - 200 cmになる。葉は対生し,長円形 - 卵状楕円形で,長さ 4 - 8 cm,幅 3 - 5 cm。大きい葉では基部が心形になる。質はやや厚く,少し光沢がある。花は葉腋から出る総花柄の先に散状に数個つく。花冠は赤紫色,径約1cm。花冠裂片は細長い。
花期:6 - 7月
分布:四国(高知,愛媛)・九州(大分,宮崎)
Vincetoxicum カモメヅル属: アオカモメヅル  アオタチカモメヅル  イヨカズラ  オオカモメヅル  クサタチバナ  クロバナロクオンソウ  コカモメヅル  スズサイコ  タチカモメヅル  ツクシガシワ  ツルモウリンカ  トキワカモメヅル  ナンゴクカモメヅル  フナバラソウ  ホウヨカモメヅル  ロクオンソウ 


6-25-22 大分県

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被子植物  生物