キョウチクトウ科 Apocynaceae

フナバラソウ(舟腹草)
Vincetoxicum atratum (Bunge) C.Morren et Decne.

丘陵,山地,里山の草地に生育する多年草。茎は分枝せず直立し高さ40 - 80 cm。全体に密に軟毛がある。葉は対生し,楕円形から卵形,長さ6 - 14 cm,幅3 - 8 cm,裏面に顕著に葉脈が浮き出ている。上部の葉腋からやや短い花序を出し,直径12 - 14 mmの濃褐紫色の5弁花を数個ず球状につける。外面は微短毛があり,副花冠は楕円形で蕊柱とほぼ同長。袋果は広披針形で長さ7 - 8 cm,密に毛がある。袋果の形は船の胴体に似る。秋に袋果が割れ,種髪をつけた種子がはじける。
花期:6月  別名:ロクオンソウ
分布:北海道・本州・四国・九州
Vincetoxicum カモメヅル属: アオカモメヅル  アオタチカモメヅル  イヨカズラ  オオカモメヅル  クサタチバナ  クロバナロクオンソウ  コカモメヅル  スズサイコ  タチカモメヅル  ツクシガシワ  ツルモウリンカ  トキワカモメヅル  ナンゴクカモメヅル  フナバラソウ  ホウヨカモメヅル  ロクオンソウ 


6-8-14 12:47 秋吉台龍護峰山頂 標高 425 m
山口県美祢市秋芳町秋吉

6-8-14 12:47 秋吉台龍護峰山頂 標高 425 m
山口県美祢市秋芳町秋吉

6-8-14 12:48 秋吉台龍護峰山頂 標高 425 m
山口県美祢市秋芳町秋吉

6-8-14 12:48 秋吉台龍護峰山頂 標高 425 m
山口県美祢市秋芳町秋吉

被子植物  生物