チシマクモマグサ(千島雲間草) |
高山帯の雪田跡などの礫地に生育する多年草。高さ約5cm。何株かまとまって小さな群落を作る。肉厚で先が尖った長楕円形の葉が根際に集まってつく。葉には固い毛がまばらに生える。葉は,ロゼッタではほとんど全縁。花茎が伸びる頃に3浅列の葉の方が目立つ。花弁は広卵形で5枚。がくも5枚で,根元の細い花弁の間に配置。雄しべは10個。中心に盛り上がった子房が目立つ。花は白く斑点が無い。 花期:7月 - 8月 別名:ヒメチシマクモマグサ・シベリアクモマグサ 分布:北海道(中央高地,知床半島,夕張山地) Saxifraga ユキノシタ属: ウチワダイモンジソウ クモマユキノシタ シコタンソウ ジンジソウ センダイソウ ダイモンジソウ ミヤマダイモンジソウ チシマクモマグサ ナメラダイモンジソウ モミジバセンダイソウ ヤマハナソウ ユキノシタ Micranthes チシマイワブキ属(旧ユキノシタ属): クロクモソウ セイカクロクモソウ チシマイワブキ フキユキノシタ |
8-5-07 6:20 大雪山北海岳 標高 1860 m 北海道上川町 |
8-5-07 6:20 大雪山北海岳 標高 1860 m 北海道上川町 |