サクラソウ科 Primulaceae

ハマボッス(浜払子)
Lysimachia mauritiana Lam.    

海岸に生育する2年草。茎は基部で分枝して直立し,高さ10 - 40 cm,円柱形で稜があり,しばしば赤みを帯びる。葉は互生し,倒卵形または倒披針形で先は鈍く,長さ 2 - 5 cm,幅 1 - 2.5 cm,厚くて光沢があり,葉肉内に黒色の腺点がある。基部は細くなり,展開する前の葉は密に重なり合っている。茎の先に短い総状花序をだし,葉状の苞の腋に花を1個ずつつける。花柄は長さ 1 - 2 cm,葉状の苞と同長か,またはやや短い。萼は緑色で深く5裂し,裂片は披針形で先が鈍く,多数の黒色の腺点がある。花冠は径1 - 1.2 cm,白色で,5深裂し,裂片は長楕円形。雄ずいは5個,花糸は短く,葯とほぼ同長で,葯の基部につく。さく果は球形で径 4 - 6 mm,果皮は硬く,熟すと先端に小さな穴があき,小さい種子を多数散らす。
花期:5 - 6月
分布:北海道・本州・四国・九州,琉球;中国,東南アジア,インド,太平洋諸島
Lysimachia オカトラノオ属: オカトラノオ  オニコナスビ  ギンレイカ  クサレダマ  コナスビ  サワトラノオ  ヌマトラノオ  ハマボッス  ヘツカコナスビ  ミヤマコナスビ  モロコシソウ 


6-18-22 標高 5 m,山口県

6-18-22 標高 5 m,山口県

6-18-22 標高 5 m,山口県

6-18-22 標高 5 m,山口県

6-18-22 標高 5 m,山口県

6-18-22 標高 5 m,山口県

6-18-22 標高 5 m,山口県

6-18-22 標高 5 m,山口県

被子植物  生物