サクラソウ科 Primulaceae

ギンレイカ(銀鈴花)
Lysimachia acroadenia Maxim.    

山地の湿り気の多い所に生育する多年草。高さ30 - 60 cm。茎には稜があり,直立し,上部で分枝する。葉は互生し,長さ 5 - 10 cm,幅 1 - 3 cm,広披針形または狭卵形で先は鋭くとがり,下部はしだいに狭まり,翼のある柄となり,裏面には紫褐色の細点が散らばる。枝先の総状花序に10 - 30個小さな花をつける。花柄は広く開出し,まばらに腺毛がはえ,花期に長さ 3 - 6 mmでやや下向きであるが,果期には伸びて 1 - 1.5 cmになり,斜上する。花は長さ5 - 6 mm,花冠は鐘形,やや赤みを帯びた白色,先は5裂し先は円く,半開きのまま終わる。苞は糸状。萼は5深裂し裂片は披針形で鋭尖頭,まばらに腺毛が生える。雄ずいは5本,花冠と同長かわずかに長い。雌ずいは1個。さく果は球形で径 4 - 5 mm,熟すと先は5裂する。種子は暗褐色,長さ約1 mmの3稜形。
花期:6 - 7月  別名:ミヤマタゴボウ
分布:本州・四国・九州,済州島
Lysimachia オカトラノオ属: オカトラノオ  オニコナスビ  ギンレイカ  クサレダマ  コナスビ  サワトラノオ  ヌマトラノオ  ハマボッス  ヘツカコナスビ  ミヤマコナスビ  モロコシソウ 


5-26-24 古処山,福岡県朝倉市

5-26-24 古処山,福岡県朝倉市

5-26-24 古処山,福岡県朝倉市

5-26-24 古処山,福岡県朝倉市

5-26-24 古処山,福岡県朝倉市

5-26-24 古処山,福岡県朝倉市

5-26-24 古処山,福岡県朝倉市

5-26-24 古処山,福岡県朝倉市

5-26-24 古処山,福岡県朝倉市

5-26-24 古処山,福岡県朝倉市

5-26-24 古処山,福岡県朝倉市

5-26-24 古処山,福岡県朝倉市

被子植物  生物