キク科 Compositae

オイランアザミ(花魁薊)
Cirsium spinosum Kitam.

海岸に生える多年草。高さ 30 - 60 cm。茎は太く,直立し,単純あるいは中部以上で数回分枝する。根出葉は長楕円形で長さ約 30 cm,羽状に中裂 - 深裂し,裂片は 6 - 8対,厚く,両面とも普通無毛,表面は光沢があり,裏面は淡緑色で,縁には 2 - 5 mmの太い刺がある。茎葉は基部で茎を抱く。頭花は柄が短く,枝の先に集まってつく。総苞は椀形 - 鐘形,緑色,径 10 - 18 mm。総苞片は 5 - 6列,下半部は圧着し,上半部は開出し,総苞は粘らない。鋭い刺をもつ数個の苞葉が基部にある。花冠は長さ 18 - 22 mm。小花は紅紫色,長さ 18-20 mm,狭筒部は広筒部より長い。そう果は長さ 5 - 6 mm,灰褐色,冠毛は長さ 15 - 18 mm。
花期:7 - 1月
分布:九州南部(大隅半島,薩摩半島),屋久島,種子島,喜界島
Cirsium アザミ属: オイランアザミ  オニアザミ  センジョウアザミ  タイシャクアザミ  チシマアザミ  ツクシアザミ  ノアザミ  ノマアザミ  ビッチュウアザミ  ヒメアザミ  フジアザミ  モリアザミ  ヤナギアザミ 


11-4-23 照島,鹿児島県いちき串木野市

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被子植物  生物