キバナシオガマ (黄花塩竃) |
高山の乾いた草地に生育する多年草。茎は根ぎわで分枝して株を作り,直立し,草丈は10 - 20 cm。葉は根ぎわに集まり,茎上のものは互生する。葉身は長楕円状披針形で,長さ2 - 5 cm。葉は羽状で,深く切れ込み,皺がある。茎の先に穂になった総状花序を作り密に上向きの花をつける。花は10〜20個つき,花冠は黄色で,長さ2.5cm,上下に分かれる。上唇の上半分は赤褐色,上唇は舟形で湾曲し,下唇は広く開いて短いく,1/3ほどまで3裂し中央裂片は小さい。地中植物であり,半寄生植物。 花期:7月 - 8月 大雪山固有種 環境省絶滅危惧種,北海道絶滅危急種 分布:北海道(大雪山系);千島,サハリン,中国北・西部,チベット,ヒマラヤ Pedicularis シオガマギク属: エゾシオガマ オニシオガマ キタヨツバシオガマ キバナシオガマ クチバシシオガマ シオガマギク セリバシオガマ ツクシシオガマ トモエシオガマ ミヤマシオガマ |
8-5-07 8:08 大雪山北海岳 標高 1860 m 北海道上川町 |
8-5-07 8:08 大雪山北海岳 標高 1860 m 北海道上川町 |