ハマウツボ科 Orobanchaceae

ツクシシオガマ(筑紫塩竈)
Pedicularis refracta (Maxim.) Maxim.

山麓の草地などに生育する1年草。高さ 15 - 40 cm。茎は根ぎわでわずかに分枝し,直立し,全体に白色の軟毛がやや密にはえる。葉は4個が輪生し,狭長楕円形または狭卵形で長さ 2 - 5 cm,幅 1 - 1.5 cm,羽状に深裂し,裂片は長楕円形でとがった鋸歯があり,裏面はやや密に軟毛がはえる。根ぎわのものには長い柄があり,茎の上部ほど短くなる。枝先に花穂を作り,3 - 4個ずつ輪生する横向きの花を数段つける。苞は葉状で小型。萼はふくらんだ筒形で腹面が深く裂け,軟毛がはえる。花冠は紅紫色で長さ 16 - 20 mm,上唇は舟形で長さ 6 mm,先は切形,下唇は広く開いて浅く3裂し,長さ 7 - 8 mm,幅 9 - 10 mm,中裂片は側裂片よりいちじるしく小さい。
花期:4 - 6 月
分布:九州(中部)
Pedicularis シオガマギク属: エゾシオガマ  オニシオガマ  キタヨツバシオガマ  キバナシオガマ  シオガマギク  セリバシオガマ  ツクシシオガマ  トモエシオガマ  ミヤマシオガマ 


5-15-22 大分県

5-15-22 大分県

5-15-22 大分県

5-15-22 大分県

5-2-21 瀬の本高原,熊本県

5-2-21 瀬の本高原,熊本県

5-3-21 大分県

5-3-21 大分県

4-30-05 俵山,熊本県

4-30-05 俵山,熊本県

4-30-05 俵山,熊本県

4-30-05 俵山,熊本県
被子植物  生物