ムラサキマユミ(紫真弓) |
温帯広葉樹林内に生育する常緑低木。下部は地をはい,先が立ち上がり,高さ 30 - 70 cmになる。今年枝・前年枝は緑色で平滑,稜はない。葉は対生し,長さ 7 - 12 cmの披針形から長楕円形で先端が尖り,基部はくさび形,縁には細かな鋸歯があり,革質,上面は濃緑色,光沢があり,主脈が目立ち,無毛。下面は淡緑色で6 - 8対の側脈が突出する。葉柄は 0.5 - 0.7 cm。葉脇から下垂性の花柄を出し,集散花序,3 - 5個の花をつける。花柄は長さ 3 - 5 mm,花序は葉より短い。花は直径約 8 mm,萼裂片は半円形,径約 2 mm,突起状の鋸歯がある。花弁は暗紫色,ほぼ円形,径約 3 mm,円頭,縁は反り返り,縁にふぞろいの微細な鋸歯がある。花盤は径約 2 mm,花弁と同色。雄蕊は5個,花盤の上につき,花糸は花盤上に突き出た突起状,葯は2室。さく果は直径約 8 mmの球形,赤熟し,5裂開して,赤い仮種皮に包まれた種子を出す。 花期:6 - 7月 分布:本州(中部以西・日本海側)・四国・九州(北部) Euonymus ニシキギ属: ツリバナ ヒロハノツリバナ マサキ ムラサキマユミ |
6-25-23 山口県 |
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