ツツジ科 Ericaceae

モチツツジ(黐躑躅)
Rhododendron macrosepalum Maxim.  

アカマツ林などの明るい二次林に生育する半落葉低木。樹高は1 - 2 m。樹皮は灰黒色から暗褐色。 半落葉低木。樹高1◯2 m。樹皮は灰黒色または暗褐色。葉は互生する。葉身は楕円形または卵形で,長さ4 - 8 cm,幅1 - 4 cm。秋に紅葉するが,落葉せず冬を越す葉も多い。葉の両面に白毛と腺毛があり、特に葉縁と裏面脈上に多い。枝の先端から淡紅色の花を2 - 5個ほどの花をつける。花冠は直径 4 - 6 cmの漏斗形で深く5裂する。上側の裂片の内面には濃紅色の斑点がある。雄しべは5個。花柄,萼には腺毛が密生する。果実はさく果。長さ1 - 1.2 cm。
花期:4 - 6月 果期:8 - 10 月
分布:本州(静岡 - 岡山旭川)・四国

Rhododendron ツツジ属: アカヤシオ  アケボノツツジ  キシツツジ  キバナシャクナゲ  サクラツツジ  シロヤシオ  ツクシアケボノツツジ  ツクシシャクナゲ  バイカツツジ  ハクサンシャクナゲ  ヒカゲツツジ  ホンシャクナゲ  モチツツジ  ヤマツツジ  レンゲツツジ 
(旧 Menziesia ヨウラクツツジ属:) ウラジロヨウラク  ガクウラジロヨウラク  ツリガネツツジ  ムラサキツリガネツツジ 


5-5-09 6:35 前鬼林道 標高 550 m
奈良県吉野郡下北山村前鬼

5-5-09 6:35 前鬼林道 標高 550 m
奈良県吉野郡下北山村前鬼

被子植物  生物