ナデシコ科 Caryophyllaceae

マンテマ
Silene gallica L. var. quinquevulnera (L.) W.D.J.Koch

海岸の砂地,河川敷,道端などに生育する越年草。高さ20 - 50 cmになり,下部から枝をわけ,茎全体に開出毛と腺毛を密につける。葉は対生し,長楕円状 - 倒卵状へら形,長さ 2 - 4 cm,幅 0.5 - 1 cm。花は枝の上部に総状につき,径約 7 mm。花柄は 2 - 7 mm。萼は10脈があり,長毛と腺毛を混生し,長さ 8 - 10 mm,花後卵形にふくらむ。花弁の舷部は倒卵形で,中央は紅紫色で周囲は白色である。花柱3,雄ずい10。さく果は卵形,6裂する。種子は腎形,長さ 1.2 mm,小突起がある。
花期:5 - 6月 英語名:small-flowered catchfly
分布:本州・四国・九州;ヨーロッパ原産
Silene マンテマ属: シロバナマンテマ  ナンバンハコベ  ヒメケフシグロ  マンテマ
(旧Lychnis センノウ属の花): オグラセンノウ  センジュガンピ  フシグロセンノウ  マツモトセンノウ 


5-14-22 海岸 標高 5 m,大分県

5-14-22 海岸 標高 5 m,大分県

5-14-22 海岸 標高 5 m,大分県

5-14-22 海岸 標高 5 m,大分県

5-14-22 海岸 標高 5 m,大分県

5-14-22 海岸 標高 5 m,大分県
被子植物  生物