キンポウゲ科 Ranunculaceae

オオゴカヨウオウレン(大五花葉黄蓮)
Coptis ramosa (Makino) Tamura

亜高山帯の林下のコケむした倒木や岩の上に生育する常緑の多年草。高さ 5 - 13 cm。根茎は太くて短く,やや直立し,匐枝はない。根生葉は長い柄があり,5小葉または3小葉,,裂片は長倒卵形で先は3浅裂し,鋭鋸歯があり,光沢がある。花茎は褐色を帯び,しばしば分枝して 1 - 3個の花をつける。苞は狭卵形,花は直径 8 - 10 mm。花弁状の萼片は5個,楕円形 - 広楕円形,長さ6 - 8 mm。花弁は黄色で浅いへら形,長さ6 - 8 mm。袋果は舟形,長さ 6 - 12 mm,花柱は長さ1mm以下,鉤状に曲がる。
花期:2 - 3月
分布:九州(屋久島)
Coptis オウレン属: オオゴカヨウオウレン  キクバオウレン  セリバオウレン  バイカオウレン  ヒュウガオウレン  ミツバオウレン  ミツバノバイカオウレン 


5-5-06 10:57 宮之浦岳,鹿児島県屋久島町

5-5-06 10:57 宮之浦岳,鹿児島県屋久島町
被子植物  生物