キンポウゲ科 Ranunculaceae

バイカオウレン(梅花黄蓮)
Coptis quinquefolia Miq.

亜高山帯の林床や林縁に生育する常緑の多年草。細長い匍匐枝を四方に出す。根出葉はそう生し,長柄がある鳥足状複葉で,小葉は5個で3中裂し,鋭鋸歯があり,基部はくさび形で柄はほとんど無く,やや厚く,光沢がある。花茎は 4 - 11 cm,先端に直径12 - 18 mmの両性花が1個,上向きに開く。萼片は5個,花弁様の倒卵形,白色,長さ 6 - 8 mm。花弁は黄色で舷部は浅い杯状。雄ずいは多数あって花糸は 3 - 4 mm,無毛,葯は 0.7 mm。花柱は短く柱頭は外に少しまがる。果茎は花後にのびて 6 - 15 cmとなる。袋果は舟状で,長さ 6 - 9 mm,柄は 5 - 6 mmで矢車状に開出する。
別名:ゴカヨウオウレン(五加葉黄蓮)
花期:3 - 5月
分布:本州(福島県以南)・四国;日本固有種
Coptis オウレン属: オオゴカヨウオウレン  キクバオウレン  セリバオウレン  バイカオウレン  ヒュウガオウレン  ミツバオウレン  ミツバノバイカオウレン 


3-26-23 広島県

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3-26-23 広島県

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3-26-23 広島県

3-26-23 広島県

3-26-23 広島県

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5-4-14 鎌ヶ岳長石尾根
三重県三重郡菰野町菰野

5-4-14 鎌ヶ岳長石尾根
三重県三重郡菰野町菰野
被子植物  生物