チョウ目(鱗翅目)Lepidoptera

カラスアゲハ(烏揚羽)
Papilio dehaanii C. Felder et R. Felder, 1864   アゲハチョウ科 Papilionidae

低地から山地の川沿いなどに生息。飛び方は素早く,♂は渓流沿い・林縁に蝶道をつくり,花で吸蜜し,地面で吸水する。蛹で越冬する。翅の表側は緑色 - 青色に輝き,前翅には白く輝く線が入り,後翅に赤色の斑紋がある。メスはオスに比べて後翅の赤斑が目立つ。裏面は地色が黒色で白帯はない。♂には前翅表にビロード状の黒色斑がある。
前翅長45 - 80 mm
発生時期:年2回 4月 - ,7月 -
食樹:キハダ,コクサギ,カラスザンショウなど
幼虫:4齢までは地色が青緑色,白色斜帯がある。終齢(5齢)は体長50 mm以上。地色が緑色に変わり,側面の黄色の斜帯がある。
分布:北海道,本州(伊豆諸島をふくむ),四国,九州
Papilio アゲハチョウ属: オキナワカラスアゲハ  オナガアゲハ  カラスアゲハ  キアゲハ  シロオビアゲハ  ナガサキアゲハ  ミヤマカラスアゲハ  モンキアゲハ 


8-14-16 12:20 大篦柄川河畔 標高 170 m
鹿児島県鹿屋市

8-14-16 12:20 大篦柄川河畔 標高 170 m
鹿児島県鹿屋市

8-14-16 12:20 大篦柄川河畔 標高 170 m
鹿児島県鹿屋市

8-14-16 11:10 串良川河畔 標高 330 m
鹿児島県鹿屋市

8-10-14 10:50 山田緑地 標高 25 m
九州市小倉北区
 

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