サトイモ科 Araceae ミミガタテンナンショウ（耳形天南星） Arisaema limbatum Nakai et F.Maek.

落葉樹林下や林縁に生育する多年草。高さ 70 cmになる。偽茎は 20 - 40 cm，汚紫色の蛇紋がある。葉は２個，葉柄は短く，葉身は鳥足状に分裂し，小葉間には葉軸がやや発達する。小葉は7 - 11枚，披針形 - 楕円形で，長さ10 -17 cm，全縁かときに微細な鋸歯縁となり，中脈に沿って白斑が生じることがある。雌雄偽異株で，小型の株は雄花序をつけ，同一のものが大型になると雌花序または両性花序をつける。雄株から雌株に完全に性転換する。花序は葉より早く伸びて展開し，花序柄は花時には葉柄より長い。仏炎苞は黒紫色，紫褐色または黄褐色，ごくまれに緑色，白い縦条が目立ち，筒部は長さ 4.5 - 8 cm，口辺部が耳状に広く開出する。舷部は卵形で先がとがる。花序の付属体は紫褐色，先端が円頭で，直径 0.3 - 1 cmの根棒状で，仏炎苞口部から完全に外に出る。 花期：3 - 5月 分布：本州（東北地方 - 静岡県の太平洋側），淡路島・四国（高知県沖ノ島，愛媛県）・九州（大分県） Arisaema テンナンショウ属： ウラシマソウ　 オモゴウテンナンショウ　 キシダマムシグサ　 キリシマテンナンショウ　 ツクシマムシグサ　 ナンゴクウラシマソウ　 ヒメウラシマソウ　 マムシグサ　 ミツバテンナンショウ　 ミミガタテンナンショウ　 ムサシアブミ　 ユキモチソウ

3-30-25 地点A 大分県佐伯市蒲江	3-30-25 地点A 大分県佐伯市蒲江
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緑色型 3-30-25 地点B 大分県佐伯市蒲江	緑色型 3-30-25 地点B 大分県佐伯市蒲江
緑色型 3-30-25 地点B 大分県佐伯市蒲江	緑色型 3-30-25 地点B 大分県佐伯市蒲江
緑色型 3-30-25 地点B 大分県佐伯市蒲江	緑色型 3-30-25 地点B 大分県佐伯市蒲江
3-30-25 地点C 大分県佐伯市蒲江	3-30-25 地点C 大分県佐伯市蒲江
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3-23-25 地点A 大分県佐伯市蒲江	3-23-25 地点A 大分県佐伯市蒲江
3-23-25 大分県	3-23-25 大分県

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