マムシグサ(蝮草) |
低地から山地の林下,林縁に生育する多年草。高さ 120 cmに達する。雌雄偽異株で,雄株から雌株に転換する。鞘状葉や偽茎の斑は赤褐色であることが多い。偽茎は葉柄よりはるかに長く,開口部は襟状に広がる。葉は普通2個,葉身は鳥足状につき,小葉は9 - 17個,披針形 - 楕円形,両端とがり,まれに細鋸歯がある。花序柄は葉柄部と同長か長い。仏炎苞は淡緑褐色 - 紫褐色時に緑色,やや半透明で縦の白筋があり,筒部は円筒形で口辺部はやや開出し,舷部は筒部と同長か長くのび,卵形 - 狭卵形,鋭頭 - 鋭尖頭,内面に隆起する細脈がない。付属体は有柄で棒状 - 太棒状,直立する。1子房中に5 - 7個の胚珠がある。果実は卵球形,秋に朱赤色に熟す。 花期:3 - 4月 英名:Jack in the pulpit 分布::四国 - 九州( - トカラ列島);鬱陵島) Arisaema テンナンショウ属: ウラシマソウ オモゴウテンナンショウ キシダマムシグサ キリシマテンナンショウ ツクシマムシグサ ナンゴクウラシマソウ ヒメウラシマソウ マムシグサ ミツバテンナンショウ ミミガタテンナンショウ ムサシアブミ ユキモチソウ |
![]() 4-24-11,福岡県宗像市 |
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