バラ科 Rosaceae

タカネトウウチソウ(高嶺唐打草)
Sanguisorba canadensis L. subsp. latifolia (Hook.) Calder et R. L. Taylor

高山の草地に生育する多年草。茎は高さ 40 - 80 cm,ほぼ無毛。根生葉は 11 - 13枚の小葉からなる羽状複葉で,小葉は卵円形 - 長楕円形で,円頭,長さ 2 -4 cm,ややうすく,縁に鋭い鋸歯があり,裏面は粉白色,基部は心形 - 円形をなし,小葉柄は明らかで長さ 5 - 15 mmある。茎葉は小さくなる。花は穂状に多数密につく。花穂は茎頂,または枝先につき,長さ 3 - 8 cmの円柱形で,直立する。花は白色,花弁はなく,4裂した萼,4本の先の太い雄しべ,柱頭が房状の1本の雌しべからなり,下部のものから咲き始めて上部の花に及ぶ。雄ずいは長さ 7 - 8 mm,花の外に突き出る。花糸の上部はやや幅広で,葯は淡黄褐色。
花期:7 - 9 月
分布:北海道・本州(関東・中部地方)朝鮮半島北部・サハリン・オホーツク海沿岸・北アメリカ(西部)
Sanguisorba ワレモコウ属: ワレモコウ  ナガボノワレモコウ  コバナノワレモコウ  タカネトウウチソウ  リシリトウウチソウ  エゾトウウチソウ 


8-14-11 大雪山・黒岳 標高 1875 m,北海道上川町

8-14-11 大雪山・黒岳 標高 1875 m,北海道上川町

8-14-11 大雪山・黒岳 標高 1875 m,北海道上川町

8-14-11 大雪山・黒岳 標高 1875 m,北海道上川町

8-20-06 斜里岳 標高 790 m,北海道清里町

8-20-06 斜里岳 標高 790 m,北海道清里町

8-20-06 斜里岳 標高 1420 m,北海道清里町

8-20-06 斜里岳 標高 1420 m,北海道清里町

8-20-06 斜里岳 標高 1420 m,北海道清里町

8-26-07 羅臼岳 標高 1125 m,北海道斜里町

8-26-07 羅臼岳 標高 1125 m,北海道斜里町

8-26-07 羅臼岳 標高 1125 m,北海道斜里町

8-26-07 羅臼岳 標高 1560 m,北海道斜里町

8-26-07 羅臼岳 標高 1560 m,北海道斜里町

被子植物  生物