タデ科 Polygonaceae ミゾソバ（溝蕎麦） Persicaria thunbergii (Siebold et Zucc.) H.Gross var. thunbergii

畦や水辺など水湿地に群生して生育する１年草。茎は中空，下向きの小刺があり，下部は地をはい，節から根を出し，上部は直立し，高さ 30 - 100 cm。葉は互生し，有柄，葉身は卵状鉾形，鋭尖形，基部は耳状にはり出し，葉の形が牛顔にみえる。長さ 3 - 12 cm，幅 2 - 10 cm，両面に星状毛と刺毛があり，縁毛は密生する。托葉鞘は長さ 5 - 8 mmの短い筒形で，上部が葉状に広がるものと縁毛だけの2種ある。枝の先に花が10数個頭状につく。花柄には赤色の腺毛がある。花被は長さ 4 - 7 mmで，5裂し，裂片は楕円形，先は円形，裂片の上部は淡紅色 - 紅紫色，下部は白色。花柱は3裂し，雄ずいは8個。そう果は長さ3 - 3.5 mmの3稜形。 花期：7 - 10月　　別名：ウシノヒタイ 分布：北海道・本州・四国・九州；ロシア，朝鮮半島，中国，台湾，インド Persicaria イヌタデ属： イヌタデ　 シロバナサクラタデ　 ツルソバ　 ナガバノウナギツカミ　 ミゾソバ　 ミヤマタニソバ

10-29-23　新立山山麓，福岡県宗像市	10-29-23　新立山山麓，福岡県宗像市
10-29-23　新立山山麓，福岡県宗像市	10-29-23　新立山山麓，福岡県宗像市
7-31-22　霧ヶ谷湿原，広島県	7-31-22　霧ヶ谷湿原，広島県
7-31-22　霧ヶ谷湿原，広島県	7-31-22　霧ヶ谷湿原，広島県
9-14-08 広見山，島根県	9-14-08 広見山，島根県
9-13-20 椎原峠，佐賀県	9-13-20 椎原峠，佐賀県
9-22-16 磯辺山，福岡県	9-22-16 磯辺山，福岡県

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