ケシ科 Papaveraceae

ヤマエンゴサク (山延胡索)
Corydalis lineariloba Siebold et Zucc.   

山野の林下に群生する多年草。地中に球形で径 1 cmほどの塊茎があり,高さ10 - 20 cmの細い茎を1個出す。全体無毛または時に乳頭状小凸起のあることもある。茎の途中に鱗片状の葉をつけ,ときにそのわきに小さな球芽をつける。葉は2 - 3回3出複葉で,小葉の形は楕円形 - 披針形と変化が多い。茎の先端に数個の花を総状につける。小花柄のつけ根にある苞は先端が3 - 5裂する。花は筒形で長さ 1.5 - 2.5 cm,青紫色または紅紫色。さく果は広披針形 - 卵状長楕円形,長さ 10 - 13 mm,幅 2.5 - 4 mm。
花期:4月 - 5 月  別名:ヤブエンゴサク,ササバエンゴサク
分布:本州・四国・九州
Corydalis キケマン属の花: エゾエンゴサク  ジロボウエンゴサク  シロヤブケマン  ツクシキケマン  ナガミノツルケマン  フウロケマン  ミヤマキケマン  ムラサキケマン  ヤマエンゴサク 


4-10-16 高井山 標高 760 m,島根県

4-10-16 高井山 標高 760 m,島根県

5-3-21 標高 865 m,大分県

5-3-21 標高 865 m,大分県

4-5-08 三子山 標高 360 m,島根県

4-5-08 三子山 標高 360 m,島根県

4-5-08 三子山 標高 360 m,島根県

4-5-08 三子山 標高 360 m,島根県

5-4-08 猿政山 標高 1110 m,島根県

5-4-08 猿政山 標高 1110 m,島根県

被子植物  生物