ケシ科 Papaveraceae

ツクシキケマン(筑紫黄華鬘)
Corydalis heterocarpa Siebold et Zucc. var. heterocarpa   

海岸や低地の草地や荒地に生育する越年草。高さ40 - 60 cm,茎は基部から分枝し,太く中空で,赤みを帯びるものが多い。葉は広卵状の3角形で,長さ幅とも 10 - 25 cm,2 - 3回3出複葉で,小葉は深裂し,さらに欠刻がある。花は茎頂に総状花序を作り,多数の花を密につける。花冠は黄色で長さ1.5 - 2 cm。さく果は広線形で,長さ 2.5 - 3.5 cm,幅 3 - 4 mm,数珠状にくびれる。種子はさく果内に1列に並び, 表面に円柱状の突起が密にある。
花期:3 - 6月
分布:本州(中国地方)・九州;朝鮮半島南部
Corydalis キケマン属の花: エゾエンゴサク  ジロボウエンゴサク  シロヤブケマン  ツクシキケマン  ナガミノツルケマン  フウロケマン  ミヤマキケマン  ムラサキケマン  ヤマエンゴサク 


3-17-19 鶴見半島 標高 5 m,大分県佐伯市

3-17-19 鶴見半島 標高 5 m,大分県佐伯市

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3-17-19 鶴見半島 標高 5 m,大分県佐伯市

3-17-19 鶴見半島 標高 5 m,大分県佐伯市

3-17-19 鶴見半島 標高 5 m,大分県佐伯市

被子植物  生物