咲いているはずだった アコウネッタイラン の花は，先月末には生憎の蕾でした。今年見ておかないと来年は行けるかわからないので，お盆休みに思い切って行きました。蕾をもった数株を確認していた地点に行ってみると，前回蕾だった株は花茎が折れていました。あと２株は立派に成長していましたが，蕾でした。やはり無理だったと諦めて帰ろうとしましたが，ここで，偶然，ホンゴソウの仲間を発見。大喜びでしたが，これは小さく，ハブ地帯なので，顔を近づけるのもためらわれます。帰ってから，タカクマソウであることを確かめ，改めて大感激でした。

もう少し下にあるアコウネッタイランの生育地では，行きの確認では，葉だけで花茎を付けていませんでした。帰りに別の花を見に森に５ｍくらい入り，戻ると木の根元に咲いている株を発見。ほんの少し見る角度を変えたら，行きにも発見できたのですが。開いた花は３つ。地べたに這わなければ，花の素顔は見られません。

なかなか最適の花の時期に来ることはできませんし，夏は，朝早くにしか暑くて行動できません。一回の遠征で意中の花は一つぐらいしか，見られませんが，一つでも見られれば幸運です。