ナンゴクナライシダ(南国奈良井羊歯) |
低山 - 山地の湿った林床や林縁に生育する常緑性の多年草。根茎は長く横走し,まばらに鱗片をつける。葉柄は赤褐色,長さ 30 - 60 cm,直径 5 - 6 mm,基部の鱗片は褐色。葉身は光沢のない緑色 - 濃緑色,薄い草質,長さ 30 - 50 cm,幅 25 - 35 cmの五角形,3回羽状 - 4回羽状浅裂 - 中裂,最下羽片の下向き第1小羽片が発達する。羽片は披針形 - 広披針形,鋭頭,羽軸の溝は中軸の溝に流れ込まない。最終裂片の辺縁には明瞭な鋸歯があるが,先端は鋭くならない。小羽片は内側が先につき,小羽軸の表面の溝には毛が密生する。羽軸や小羽軸の裏面には鱗片が多い。胞子嚢群は大きく,包膜は全縁。 分布:本州(東北地方南部以西)・四国・九州 Arachniodes カナワラビ属: カナワラビ コバノカナワラビ ハカタシダ ホソバカナワラビ ナンゴクナライシダ ヒロハナライシダ リョウメンシダ |
12-26-04 蛤岳 標高 795 m,佐賀県吉野ヶ里町 |
12-26-04 蛤岳 標高 795 m,佐賀県吉野ヶ里町 |
12-26-04 蛤岳 標高 795 m,佐賀県吉野ヶ里町 |
12-26-04 蛤岳 標高 795 m,佐賀県吉野ヶ里町 |