イノモトソウ科 Pteridaceae

オオバノハチジョウシダ(大葉の八丈羊歯)
Pteris terminalis Wall. ex J.Agardh var. terminalis

山地の湿った樹陰に生育する常緑性の多年草。根茎は太く,短く匍匐するか斜上し,線形の鱗片をまばらにつける。葉柄は太く,長さ 0.4 - 1 m,暗紫色かわら色,基部は暗色。葉身は大型となり,2回羽状全裂,葉柄とほぼ同長で,幅 1 m ,長楕円状卵形,草質。羽片は羽状に全裂し,幅 15 cmに達し,胞子嚢群のつかない葉縁には鋸歯がある。小羽片は線状三角形,鎌状になり,先端は鋭頭から鋭尖頭。小羽軸の基部表面に突起がある。胞子嚢群は裂片の縁に沿ってつく。胞子嚢群の上に裂片の縁が折れ曲がり,胞子嚢群を包む。
分布:本州(東北地方南部以南)・四国・九州; 朝鮮半島,中国中南部以南の東アジア,オセアニア
Pteris イノモトソウ属: アマクサシダ  イノモトソウ  オオバノイノモトソウ  オオバノハチジョウシダ  キドイノモトソウ  クマガワイノモトソウ  ハチジョウシダ  マツザカシダ  ヤワラハチジョウシダ 


12-16-12 木戸山 標高 300 m,山口県山口市

12-16-12 木戸山 標高 300 m,山口県山口市

12-16-12 木戸山 標高 300 m,山口県山口市

12-16-12 木戸山 標高 300 m,山口県山口市

8-10-14 山田緑地 標高 80 m,北九州市

8-10-14 山田緑地 標高 80 m,北九州市

9-23-14 熊本県

9-23-14 熊本県

シダ植物  生物