ヒカゲアマクサシダ(日陰天草羊歯)
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山地の森林中に生育する常緑性の多年草。根茎は短く横走し,線形で褐色の鱗片をつける。葉柄は赤褐色から暗紫色でやや光沢があり,長さ 50 - 80 cm。葉身は長さ 1 mに達し,2回羽状全裂,卵状長楕円形,薄い草質で無毛。頂羽片は側羽片と似ているが,先端は尾状に細長く伸張する。側羽片は3-7対,羽状にほぼ全裂する。羽片は広披針形,中部で幅広く,鈍頭,胞子嚢群のつかない部分は鋭鋸歯縁,羽軸に流れる翼状の部分は幅 1 - 3 mmとなり,脈は網目をつくらないことが多い。最下外側の裂片は著しく発達する。胞子嚢群は裂片の基部と最上部を除く辺縁に沿ってつく。 分布:本州(三重県)・九州(南部),屋久島;台湾,インドシナ,タイ,インド,ボルネオ Pteris イノモトソウ属: アマクサシダ イノモトソウ オオバノイノモトソウ オオバノハチジョウシダ キドイノモトソウ クマガワイノモトソウ ハチジョウシダ ヒカゲアマクサシダ マツザカシダ ヤワラハチジョウシダ |
![]() 10-3-22 屋久島,鹿児島県 |
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