ホウライクジャク(蓬莱孔雀)
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石灰岩上に生育する小型の常緑性シダ植物。長さ15 - 25 cm。根茎は短く,ほぼ直立し,葉を叢生する。線形から線状披針形で褐色の鱗片をつけ,葉柄は黒褐色で光沢があり,長さ 3.2 - 4.8 cm。基部だけに線状披針形で褐色の鱗片がある。葉は1回羽状複生,葉身は狭披針形,長さ 6 - 20 cm,幅 2.5 - 3.5 cm,無毛,中軸の先端が長く伸びて出芽することがある。側羽片は5 - 8対つき,楕円形 - ほぼ円形,径 7 - 10 mm,基部はやや心形から広いくさび形,短い柄があり,前縁は脈端の膨らみで多少不規則となるが,鋸歯はない。胞子嚢群は羽片の辺縁で偽包膜の裏側に1 - 5個つき,楕円形で長さ 0.9 - 1.1 mm,幅 3 - 3.6 mm。包膜はなく偽包膜がある。 分布:九州(大分県) Adiantum ホウライシダ属: オキナワクジャクシダ オトメクジャク クジャクシダ スキヤクジャク ハコネシダ ホウライクジャク ホウライシダ |
9-26-21 大分県 |
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