ヒカゲノカズラ科 Lycopodiaceae

ヨウラクヒバ(瓔珞檜葉)
Huperzia phlegmaria (L.) Rothm.

山中の樹幹に下垂して着生する常緑の多年草。茎の基部は叉状に分岐して枝を叢生して下垂し,長さ 30 - 100 cm,基部の径は 2 - 5 mm。葉はやや輪生状について開出し,卵状披針形,長さ10 - 15 mm,幅 4 - 7mm,緑色から黄緑色,革質でやや厚く,光沢があり,鋭頭から鋭尖頭,基部は円形かまれに浅い心形,全縁。胞子嚢穂は枝の先端につき,叉状に1 - 数回分岐し,長さ4 - 10 cm,径1 - 2 mmのひも状。胞子葉は茎に圧着してつき,三角状卵形で,長さ約1mm,質はやや薄い。
分布:佐多岬,屋久島,種子島,沖縄;旧世界の熱帯 - 亜熱帯域
Huperzia コスギラン属: コスギラン  スギラン  ナンカクラン  ヒモラン  ヨウラクヒバ 


10-30-22 屋久島


10-30-22 屋久島

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