ツクシチドリ(筑紫千鳥)
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山地の常緑広葉樹や針葉樹のミズゴケの繁茂する林内湿地に生育する多年草。茎は高さ10 - 15 cm。葉は茎下部に1〜2個つき,長楕円形,長さ2.5 - 4 cm,幅1.5 - 2 cm。表面に光沢があり,葉縁は波打ち,基部は急に細くなって葉柄になる。茎上部に広披針形鋭頭の鱗片葉を1 - 3枚つける。花は白色,白色の小花を2 - 10個穂状につける。苞は広披針形で鋭頭。背萼片は卵状楕円形,長さ 3 mm。側萼片は長卵形で背萼片より少し長い。萼片の中部は緑色を帯びる。側花弁は斜卵形,背萼片と同長。側花弁と背萼片は兜状になり,側萼片は平開する。唇弁は楕円状舌形で,やや肉質,長さ約4mm。距は筒状で長さ2.5 - 3 mm。柱頭が高く突出し,花粉塊と接触して自家受粉を行う特異な自動自家受粉の様式をもつ。 花期:7 - 8月 分布:九州(九重),屋久島,奄美大島;台湾,済州島 Platanthera ツレサギソウ属: オオヤマサギソウ キソチドリ コバノトンボソウ ジンバイソウ ツクシチドリ ツレサギソウ トンボソウ ノヤマトンボ ハシナガヤマサギソウ ヒロハトンボソウ ホソバノキソチドリ マイサギソウ ミズチドリ ミヤケラン ミヤマチドリ |
7-1-18 九重・飯田高原 |
7-1-18 九重・飯田高原 |
7-1-18 九重・飯田高原 |
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6-25-17 九重・飯田高原 |
6-25-17 九重・飯田高原 |
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