キク科 Compositae

ウスユキトウヒレン(薄雪唐飛廉)
Saussurea yanagisawae Takeda

高山の風衝砂礫地に生育する多年草。草丈は5 - 20 cm。茎と葉に白色の蜘蛛毛がある。葉は質が厚く披針形や卵形など,変異が大きい。葉の両面に蜘蛛毛があるが,裏に白い綿毛はない。茎頂の散房状花序に,赤紫色の頭花を4〜8個かたまってつける。頭花はすべて筒状花。総苞は筒状鐘形で,直径は1 cmほど。半地中植物。
花期:7月下旬 - 8月
分布:北海道(大雪山系,夕張山系,北日高山地,羊蹄山)
Saussurea トウヒレン属の花: ウスユキトウヒレン  キリシマヒゴタイ  クロトウヒレン  ナガバキタアザミ  ヒナヒゴタイ  ヒメヒゴタイ  ホクチアザミ  ユキバヒゴタイ 


8-5-07 9:54 大雪山白雲岳 標高 2160 m
北海道上川町

8-5-07 9:54 大雪山白雲岳 標高 2160 m
北海道上川町

8-14-10 12:14 ニペソツ山 標高 1840 m
北海道河東郡上士幌町

8-14-10 12:14 ニペソツ山 標高 1840 m
北海道河東郡上士幌町
被子植物  生物