キク科 Compositae

キリシマヒゴタイ (霧島平江帯)
Saussurea scaposa Franch. et Sav.

山地の草原に生育する多年草。草丈は20 - 50 cm。根出葉は粗い鋸歯があり,狭長楕円形。葉身とほぼ同長の葉柄を含め,長さ6 - 16 cm。先は鋭尖頭 - 鋭頭で,羽状に浅 - 中裂する。茎葉は茎に短く沿下する。葉の裏は淡緑色。頭花は散房状につき,花冠は紅紫色で,径約1 cm。総苞は長さ9 - 11 cm。総苞外片は卵状披針形 - 卵形で短く,先端は尖る。
花期:8 - 10月
分布:四国・九州
Saussurea トウヒレン属の花: ウスユキトウヒレン  キリシマヒゴタイ  クロトウヒレン  ナガバキタアザミ  ヒナヒゴタイ  ヒメヒゴタイ  ホクチアザミ  ユキバヒゴタイ 


9-22-12 12:15 俵山 標高 980 m
熊本県阿蘇郡西原村小森

9-22-12 12:15 俵山 標高 980 m
熊本県阿蘇郡西原村小森
被子植物  生物