キク科 Compositae

オニアザミ(鬼薊)
Cirsium nipponense (Nakai) Koidz.

海抜 1,200 m 以上の山地に生育する多年草。高さ 50 - 100 cm。茎は太く斜上し,縮毛が多い。根出葉は長楕円形で長さ35 - 65 cm,羽状に中 - 深裂し,裂片の先に刺があるり,花時にも残る。茎葉は卵状披針形 - 長楕円状披針形,羽状に中裂し,基部は広く茎を抱く。頭花は点頭してつき,茎頂のものは2 - 3個接してつく。総苞は幅 2 - 3 cm,片は暗紫色を帯びて粘着する。花冠は長さ 15 - 18 mm,小花の広筒部の長さが狭筒部の長さより長い。そう果は長さ約 3.5 mm,褐色,冠毛は長さ 12 - 16 mm。
花期:6 - 9月 別名:オニノアザミ
分布:本州(東北地方・中部地方の日本海側 )
Cirsium アザミ属: オイランアザミ  オニアザミ  キセルアザミ  センジョウアザミ  タイシャクアザミ  チシマアザミ  ツクシアザミ  ノアザミ  ノマアザミ  ビッチュウアザミ  ヒメアザミ  フジアザミ  モリアザミ  ヤナギアザミ ヤマアザミ 


7-17-04 雨飾山 標高 1760 m
長野県小谷村

7-17-04 雨飾山 標高 1760 m
長野県小谷村

7-17-04 雨飾山 標高 1885 m
長野県小谷村

7-17-04 雨飾山 標高 1885 m
長野県小谷村
被子植物  生物