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キセルアザミ（煙管薊） |
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低地から亜高山の湿地に生育する多年草。茎はやや花茎状で，高さ 50 - 100 cm，時に上部で数回分枝する。根生葉は花時にも残り，狭倒卵形 - 狭長楕円形，長さ15 - 50 cm，羽状に浅 - 中裂し，時に低い鋸歯のある全縁 - 鋸歯縁となり，弱い刺があり，やや肉質で鈍い光沢があり，両面無毛。茎葉は少なくて小さい。頭花は茎の先に点頭して咲き，花が終わると上向く。総苞は幅 2 - 3 cm，総苞片は覆瓦状に並び，8−10列，圧着し，無毛あるいは薄くクモ毛で被われ，開出しない。総苞外片は狭卵形，ごく短い。各総苞片に腺体があるが，痕跡的で粘らない。花冠は紅紫色，長さ17 - 19 mm，狭頭部は広筒部羽より長い。そう果は基部が切形，明るい褐色で，長さ4−5 mm，冠毛は長さ11-16 mm。 花期：９ - 10月 別名：マアザミ，サワアザミ 分布：本州・四国・九州 Cirsium アザミ属： オイランアザミ オニアザミ キセルアザミ センジョウアザミ タイシャクアザミ チシマアザミ ツクシアザミ ノアザミ ノマアザミ ビッチュウアザミ ヒメアザミ フジアザミ モリアザミ ヤナギアザミ ヤマアザミ |
 10-6-24 大分県 |
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