アシズリノジギク(足摺野路菊) |
海岸近くの草地や岩場に群生する多年草。茎は斜上し,高さ 60 - 100 cm,上部で多数分枝する。葉は互生し,葉身は長さ4 - 5 cm,幅2.5 - 4 cmの広卵形,基部は心形 - 切形,3中裂し,少数の鈍歯がある。葉は厚く,裏面に白毛が多く,表面では縁がそりぎみになり白い。葉柄は長さ1.5 - 3 cm。頭花は直径 4 - 5 cmで茎の先に散房状につく。総苞は半球形,長さ 8 mm内外,総苞片は3列に並び,外片は短く円頭で,白毛を密生する。舌状花は白色。舌状花の数や幅はばらつきがある。筒状花は黄色,裂片は小さい広三角形。そう果はやや円柱形,長さ 1.8 mm。 花期:11 - 1月 分布:四国(高知・愛媛県)・九州(大分県) Chrysanthemum キク属: アシズリノジギク イソギク ハナイソギク イワインチン サツマノギク シマカンギク チョウセンノギク ニジガハマギク ノジギク |
12-11-22 大分県 |
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