ガマズミ科 Viburnaceae

コバノガマズミ(小葉莢ずみ)
Viburnum erosum Thunb.

丘陵や山地の明るい二次林に生育する落葉低木。よく分枝して茂り,高さ 2 - 4 mになる。枝は褐色ときに赤褐色で4稜がある。星状毛が密生し,粗い毛がまばらにまじる。樹皮は灰褐色。葉は対生し,長さ4 - 9 cm,幅2 - 4 cmの卵形 - 楕円状披針形。先端はとがり,基部は広いくさび形 - 円形。縁にはあらくて鋭い鋸歯がある。両面に星状毛が密生する。葉柄は短く,長さ2 - 6 mm,短毛と星状毛が密生する。ふつう托葉がある。本年枝の先に直径 3 - 7 cmの散房花序をだし,白い小さな花を多数つける。花冠は直径約 5 mmで,先端は5裂して広がる。雄ずいは5本。果実は核果,長さ 5 - 7 mmの卵球形で,暗赤色に熟す。
花期:4 - 5月 果期:9 - 11月
分布:本州(福島県以西)・四国・九州
Viburnum ガマズミ属の花: オオカメノキ  オトコヨウゾメ  ガマズミ  コバノガマズミ  チョウジガマズミ  ハクサンボク  ミヤマガマズミ  ヤブデマリ  ヤマシグレ 


5-13-12 小鹿山 標高 550 m,大分県別府市

5-13-12 小鹿山 標高 550 m,大分県別府市

5-13-12 小鹿山 標高 550 m,大分県別府市

5-13-12 小鹿山 標高 550 m,大分県別府市

5-13-12 小鹿山 標高 680 m,大分県別府市

5-13-12 小鹿山 標高 680 m,大分県別府市

5-15-05 カシノキヅル峠 標高 1050 m,大分県日田市

5-15-05 カシノキヅル峠 標高 1050 m,大分県日田市

5-15-05 カシノキヅル峠 標高 1050 m,大分県日田市

5-15-05 カシノキヅル峠 標高 1050 m,大分県日田市

5-25-08 内山石楠花尾根 標高 1070 m,大分県別府市

5-25-08 内山石楠花尾根 標高 1070 m,大分県別府市

5-29-05 平治岳 標高 1270 m,大分県竹田市

5-29-05 平治岳 標高 1270 m,大分県竹田市
被子植物  生物