シソ科 Labiatae オウギカズラ（扇葛） Ajuga japonica Miq.

山地のやや湿った林床や林縁に生育する多年草。有花茎は高さ 8 - 20 cm，まばらに多細胞の縮れた毛があり，基部の節から長い走出枝を出す。葉は対生し，５角状心形で浅い欠刻があり長さ 2 - 5 cm，幅 1.5 - 3.5 cm，不揃いの波状の鋸歯が数個ある。葉柄は 2 - 5 cm。走出枝の葉はやや小型。上部の葉腋に淡紫色の唇形花を数個つける。萼は５裂し，裂片は鋭尖頭。花冠は長い筒があり，上唇は２裂し，長さ約 4 mm，下唇は３裂して開出し，中央裂片は大きく，さらに２浅裂し，長さ約 7 mm。雄ずいは４本。分果は倒卵形，長さ約 2 mm，背面に網目模様がある。 花期：4 - 5 月 分布：本州・四国・九州 Ajuga キランソウ属： オウギカズラ　 カイジンドウ　 キランソウ　 シロバナニシキゴロモ　 セイヨウジュウニヒトエ　 ニシキゴロモ　 モモイロキランソウ

5-14-23 熊本県	5-14-23 熊本県
5-14-23 熊本県	5-14-23 熊本県
4-25-10 14:45　舞岳八丁谷 950 m 長崎県大村市黒木町	4-25-10 14:45　舞岳八丁谷 950 m 長崎県大村市黒木町
5-29-05 8:31　吉部坊ガツル登山口 950 m 大分県	5-29-05 8:31　吉部坊ガツル登山口 950 m 大分県

被子植物　 生物